Access2010のフォームにホームページを表示する方法~第1回
皆さんこんにちは。INFITH VBA Labの管理人の藤原です。
Access2010のWebブラウザーコントロールを使ってみて今までと違うな?と感じた事はありませんか?
実は私はAccessのフォームにホームページを表示する事が今までほとんど無かった為、気が付きませんでしたが、無料ダウンロードで配布している交通費管理PGの一部で利用してハマってしまったので、その経験をメモがてらご紹介いたします。
まずは基本の設定方法から
フォームに表示するには標準コントロールから「Webブラウザーコントロール」を選択して使います。
フォームにWebブラウザーコントロールを配置すると下図のようなダイアログが表示されますので指定のURLをセットしましょう。
もしくはWebブラウザーコントロールのプロパティ → コントロールソースにURLをセットしましょう。
以上で設定が完了しました・・・。(ここまでだと簡単すぎて実用的ではありませんが)
うーむ。話はそれますが、ちょど小沢さんがしてやったりと言った笑顔で掲載されていますね。
しかし・・・、増税は痛いですね・・・。
今までのWebブラウザーコントロールと異なる点
Access2007まではActiveXコントロールの挿入で対応していたWebブラウザーコントロールですがAccess2010から標準コントロールになり、内部的な扱いも異っているようです・・・。
たとえば以下のような点が異なります。
- Access2010でWebブラウザーコントロールを使うとAccess2007データベース形式から完全なAccess2010に移行します。
※データベースのプロパティを参照すると12.0から14.0になってしまいます。
※一度バージョンがあがると作り直さなければデータベースのバージョンは元に戻りません。
- コントロールにURLをセットする際はNavigateが使えないのでControlSourceでセットする。
- HTMLを取得する為のプロパティDocumentが使えない。
久しぶりにこのWebブラウザコントロールを使ったのですが今まで通りの感覚で気軽に使い、恥ずかしながら上記の点でつまづいた訳ですね・・・。
ちなみに次回はフォーム上から動的にコントロールソースを変更する方法について更に詳しくアップします。
以上、Access2010のフォームにホームページを表示する方法の第1回目でした。