SQL Serverでよく遭遇する3つのトラブルと1つのチェックすべき点とは!?
今日はSQL Serverで最近よく問い合わせがあるトラブルについてアップしたいと思います。
SQL Serverを使ったシステムでよくあるトラブルはこの3つ。
- データベースにある日突然接続できなくなる
- SQL Serverがインストール出来ない
- データベースのバックアップが出来ない
チェックすべき点
ほぼWindows XPの環境でおこるトラブルです。
まれにサービスが停止している事もありますが、原因のほとんどはどれも「ファイルやフォルダが圧縮されている」ことです。
エラーログは以下の通り
ファイル “C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥MSSQL.1¥MSSQL¥DATA¥xxx.mdf” は圧縮されていますが、読み取り専用のデータベースまたはファイルグループではない場所にあります。ファイルの圧縮を解除してください。 (Microsoft SQL Server、エラー: 5118)
対応方法
素直にファイルもしくはフォルダの圧縮を解除しましょう。ちなみに圧縮されたファイルやフォルダは青く表示されています。
※フォルダオプションの設定によって青く表示しない場合もあります。
圧縮を解除する手順は以下の通り。
- ファイル・フォルダを右クリックしプロパティを開く
- 詳細設定ボタンをクリック→「内容を圧縮してデスク領域を節約する」チェックを外す
なぜファイルが圧縮されるのか?
この圧縮問題ですがお客様に問合せしても「自分では圧縮していない」と言う方ばかり。
どうやら知らないうち勝手にファイルが圧縮される原因は「ディスククリーンアップ」によるものと思われる。
ディスククリーンアップには「古いファイルの圧縮」という機能があり、?日(標準は50日)アクセスしていないファイルを圧縮してくれるありがた迷惑な機能です・・・。本当、勘弁してほしいですね・・・。
以上、SQL Serverでよく遭遇するトラブルについてでした。